【モヤモヤ解消】3人称単数のSって何?
3人称単数のSって何?
英語で出てくるこの言葉。
「He plays tennis 」のこのsです。
多くの人がちゃんと理解していないこのsの正体。
詳しく解説します。
3人称とは
まずは3人称単数の「3人称」の部分を見ていきましょう。
もともと主語は1人称、2人称、3人称に分けれます。
1人称:私、私たち(I, we)
2人称:あなた、あなたたち(you)
3人称:それ以外全て(例:he, she, it, cats, a bookなどなど)
3人称はこの「he, she, it, もの, 人の名前」などを指します。
単数とは
次に、まずは3人称単数の「単数」の部分。
単数とは「1つのもの」とか「1人」です。
シンプルに複数の反対ですね。
単数は1人の男性を指すheとか女性のsheとか、
1匹の犬を指すa dog、1冊の本のa bookを含みます。
つまり3人称単数とは
つまり、sを付けるのは、
✔︎3人称
✔︎単数
という2つをクリアした主語のみ。
そして、もう一つ条件があります。
✔︎現在形の文章
過去形にはsはつけないので注意です。
三人称で単数のhe や she、
it, a dog, a cat, a book, a movieは全て3人称単数!
例文で理解しよう
言葉で説明されてもわからない...というのが普通なので、
例文を使って簡単に覚えましょう。
- He plays tennis.
これになぜsがつくか分かりますか?
✔︎3人称である(Iでもweでもyouでもない)
✔︎単数である(heは1人だけ、沢山いない)
✔︎現在形である
という3つのボックスにチェックできるからです。
そのほかにも
- This movie looks good.(この映画良さそう!)
✔︎3人称である(Iでもweでもyouでもない)
✔︎単数である(1本の映画)
✔︎現在形である
最後に念のためもう1つ!
- Everybody loves me!(皆私のことが大好き!)
✔︎3人称である(Iでもweでもyouでもない)
✔︎単数である(...えっ⁉︎)
→いやいや、everybodyって複数じゃん!
って思っちゃうけど、これは単数で数えます。
同じ理由でeverybodyも。
そしてなぜかno oneも0人なのに単数形。
なぜなぜって思うけど、ここは素直に従おう!笑
✔︎現在形である
ただSをつければいいの?
3人称単数のsは動詞につけますよね。
でも動詞によっては、es や ies を付けるものがあるので注意!
Sを付けるだけでいい動詞の例
play → plays
like → likes
want → wants
esをつける動詞の例
語尾がo, ch, sh, ssで終わるもの
go → goes
watch → watches
iesをつける動詞の例
語尾が子音+yで終わるもの
study → studies
try → tries
----------
以上がモヤモヤしやすい3人称単数についてでした。
私も英語が話せなかった時は何となく勘でsをつけていました...
が、この「何となく」を解消しないことには英語は伸びません!
しっかり覚えて次に進みましょ!